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モリナガ加熱処理牛由来タンパク質検出キットVer.2

モリナガ加熱処理牛由来タンパク質検出キットVer.2をご紹介

特長

飼料分析基準に掲載の検査キット

  • 牛海綿状脳症(BSE)の発生防止に万全を期す観点から、飼料安全法関連法令の改正*¹により、牛などの反すう動物に供与する飼料は動物由来たん白質と完全に分離した工程で製造を行うことが義務付けられています。
  • モリナガ加熱処理動物由来タンパク質検出キットは飼料分析基準*²において飼料中の牛由来たん白質の検査キットとして掲載されており、製造管理および品質管理のスクリーニング検査試薬としてご活用いただけます。

使いやすさと高感度な検査

  • 反応時間2時間20分という短時間での検査が可能です。
    マイクロプレートを使用したサンドイッチELISA法であるため、特別な施設や設備を必要とせず、通常の実験室での測定が可能です。
  • 飼料中の加熱処理牛由来たん白質を高感度に検査可能です。牛肉骨粉0.1%の混入から定性的に検出できます。
  • ポークミール、乳、ゼラチン等の偽陽性反応を解消しました。

※1  2003年6月27日 農林水産省令第64号「飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令」
※2  2008年4月1日、19消安第14729号 農林水産省消費・安全局長通知「飼料分析法 飼料分析基準」

キットの精度

同時再現性試験 C.V.≦10%
日差再現性試験 C.V.≦10%
ロット間差再現性試験 C.V.≦10%

キットの構成

※左右にフリックしてご覧いただけます。
品名 容量 数量
A液(10倍濃縮液) 100 mL 1本
B液(10倍濃縮液) 100 mL 1本
C液(10倍濃縮液) 100 mL 1本
検体希釈液(10倍濃縮液) 13 mL 1本
陽性対照溶液(高濃度標準品) 1.8 mL 1本
陽性対照溶液(低濃度標準品) 1.8 mL 1本
陰性対照溶液 I 1.8 mL 1本
陰性対照溶液 II 1.8 mL 1本
洗浄液(20倍濃縮液) 50 mL 1本
酵素標識抗体溶液 13 mL 1本
酵素基質溶液(TMB溶液) 13 mL 1本
反応停止液(1N硫酸) 13 mL 1本
抗体固相化プレート 8ウェル×3本 4パック
プレートシール 2枚
プレート用フレーム 1枚
プレート用ふた 1枚

検査方法

STEP 01

一次反応

1)Blank、陽性対照溶液(高濃度標準品)、陽性対照溶液(低濃度標準品)、陰性対照溶液 I、陰性対照溶液 II、
 および測定溶液を分注(100 μL/ウェル)
2)プレートシールで密閉
3)プレート用ふたをして25℃で1時間静置して反応

STEP 02

洗浄

洗浄液で6回洗浄(300 μL/ウェル)

STEP 03

二次反応

1)酵素標識抗体溶液を分注(100 μL/ウェル)
2)プレートシールで密閉
3)プレート用ふたをして25℃で1時間静置して反応

STEP 04

洗浄

洗浄液で6回洗浄(300 μL/ウェル)

STEP 05

酵素反応

1)酵素基質溶液を分注(100 μL/ウェル)
2)プレート用ふたをして遮光下25℃で20分間静置して反応

STEP 06

反応停止

反応停止液を分注(100 μL/ウェル)

STEP 07

吸光度測定

プレートリーダーで各ウェルの吸光度を測定(主波長:450 nm、副波長:600~650 nm)
※吸光度は、反応停止後30分以内に測定してください。

STEP 08

判定

1) 試験成立条件
・Blankの吸光度、陰性対照溶液 I、IIの吸光度≦0.08・Blankの吸光度、陰性対照溶液 I、IIの吸光度<陽性対照溶液(低濃度標準品)の吸光度・0.6≦陽性対照溶液(高濃度標準品)の吸光度≦1.6
2) 判定基準
【陽性】検体の吸光度≧陽性対照溶液(低濃度標準品)の吸光度
【陰性】検体の吸光度<陽性対照溶液(低濃度標準品)の吸光度
※試験成立条件、判定基準は全て二重測定以上の吸光度の平均値を用います。

※より詳しい手順は取扱説明書をご覧ください。

使用機器・器具

機器・機械類

  • ミルミキサー
  • 秤量天秤
  • メスシリンダー、プラスチックピペット
  • ボルテックスミキサー
  • 水浴
  • 遠心分離機
  • 洗浄機(ウオッシャー)
  • プレートリーダー

試験器具・消耗品

  • ポリプロピレン製遠心管(50 mL)
  • ろ紙
  • マイクロピペット(50~1000 μL)、チップ
  • ポリプロピレン製チューブ(1.5 mL)

取扱説明書・SDS

取扱説明書

SDS(製品安全データシート)

関連法規についてはこちら

牛海綿状脳症(BSE)蔓延防止措置の実施を目的とする施策の一環として、平成15916日付けで「反すう動物用飼料への動物由来たん白質混入防止に関するガイドライン」が通知され、反すう家畜用飼料への動物性たん白質の混入を防止するために必須となる基本的な管理方法が示されています。

価格表

order01rev7.pdf※左右にフリックしてご覧いただけます。
  製品コード 有効期限 容量 価格(税込み)
モリナガ加熱処理牛由来タンパク質検出キットVer.2 M3102 12ヶ月 1キット 88,000円

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購入について

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